冬に仕込んだ自家製味噌の状況はいかがでしょうか?
もし表面にカビが発生していたら、その部分を大きめに取り除き、再度表面を平らにして、新しいラップに取り替えてください。
内側の部分にカビが生えていた場合、
カビを除いて、OKな部分のみ、新しい容器(煮沸消毒orアルコール消毒済み)に移し替える必要があります。
まだ塩気を強く感じるかもしれませんが、現段階で味見してみてくださいね。
とっても美味しいですよ😍
(生麹を使った場合、柔らかいですが、乾燥麹を使った場合、現時点では麹が固い可能性があります)
これからもっと美味しくなるんだな〜^^
という、ワクワクとした希望に満ち溢れた若い味噌の味わいを楽しめます😊
(2020年2月仕込みの祈りの味噌 2020.5.13)
また、味噌たまりが出てくる頃かと思います。
"味噌の発酵・熟成中にできる、味噌から分離した液体のことで、みそのエキスがぎゅ~っと凝縮されています。"
味噌から分離して出てきた水分なので、混ぜ合わせてしまってOKです。
または、味噌たまりのみ取り出して、醤油の代わりとして刺身や納豆に合わせてみたり、お好みでお楽しみください。
(こちらは現時点ではなく、完成後のタイミングです。若い味噌の状態の味噌たまりは、まだ味噌のエキスが凝縮されておらず、透明に近い薄い茶色かと思います)
自家製の醍醐味は、成長を共に楽しめること。
また味噌たまりのように、副産物も楽しめること。
時短&簡単な世の中で、「なんでもスピーディにしたい!」気持ちも分かりますが、
本来、ゆっくりじっくり時間をかけていくものを、人工的にどうこうするのは、不自然ではないかと私は思います。
ぜひ季節の移ろいと共に、発酵と熟成をしていく自家製味噌の醍醐味を体感してみてくださいね。
仕込む楽しみ、育てる楽しみ、愛でる楽しみ、見守る楽しみ。
色々な楽しみがありますね❣️
引き続き、10ヶ月後の完成までお楽しみに^^