30代くらいのレジ打ちの女性の話です。
スーパーのレジにて、50代くらいの男性がレジでお会計のとき、
じゃらじゃらと小銭入れから出した小銭のうちの1円を、
あぁッ(´Д` )
と落としてしまいました。
男性もレジ打ちの女性も、手から落ちた瞬間は見たのですが、転がって落ちた場所までは確認できませんでした。
「どこに落ちちゃったんですかね〜」
「ないねー。」
少しの間、2人で辺りを探したのですが見当たりません。
男性はあきらめて、
「まぁ、1円だしいいや。後で見つけたら拾っといて」
と言って、買う分のお会計を済ませて、その場を離れたんですね。
レジ打ちの女性は、
(さっき床に落ちた音は聞こえなかったから、どこかに挟まっているはず)
と思い、
今度は床ではなく、レジ横の台の辺りを探しました。
するとその台の折り目の隙間に、1円がすっぽりと挟まっていました。
隙間だったので指では取ることができませんでした。
そこで隙間に入るような細いものを使い、くいっと搔き出し、見事その1円がころりと出てきたんです。
そうして出てきた1円を渡すべく、男性に駆け寄りました。
男性はちょうど買った物を、レジ袋に入れて出口を出るタイミングでした。
「お客様、1円ありましたよ〜!^^」
満面の笑みで駆け寄る女性。
すると、終始、無表情だった男性も、満面の笑みになり、
「見つかったんだ。ありがとう!!」
と、喜んでその1円を受け取り、笑顔で出口を出て行きました。
たかが、1円。
されど、1円。
1円が手元に戻ってきたことが嬉しかったわけではありません。
正直、1円なんてどうでもよかったんです。
嬉しかったのは、相手の為を思い行動した、その時間や労力。
きっと男性は家に帰っても、ほっこりとした温かい気持ちが残っているはず。
そんな一部始終を端から見ていてほっこりとした私でした♡
誰も見ていないと思っても、誰かは見ているんですよね。
最悪、まわりに誰もいなかったとしても、神様はちゃんと見てますから。
1年に一度あるかないかの大きな感動よりも、毎日小さな感動を積み重ねていくこと。
世界で一人だけが頑張って大きな感動を作るのではなく、一人ひとりが小さな感動を作っていくこと。
そうしたら世界が変わりますよね、絶対。
世界が明るいニュースばかりであふれますように。
▼松田 智子プロフィール
女神ごはん主宰 松田 智子/プロフィール
女神ごはん主宰 松田 智子 元 CA/国内線・国際線 客室乗務員 国内線 旅客グランドスタッフを含めて航空業界に8年間在籍。 ホテル業界・飲食業界・航空業界と接客業には15…
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