10年前、ホテル勤務時代、私は様々なストレスを抱えていました。
対、自分
対、職場
対、お客様
私のストレス解消法といえば、外に発散するタイプではなく、内にこもるタイプ
そして不器用なのに完璧主義で頑張り屋さんという、めんどくさい自分
私のストレスのバロメーターは暴飲暴食に走ること。
「美味しい」「幸せ」と思いながら食べるごはんは、身体の栄養になる。
しかし私の場合、貪るように身体に流し込み、身体が悲鳴をあげるまで続けるというもの。
深夜1時過ぎに、駅前のつけ麺屋でトッピングは「全部のせ」を注文し、貪るように身体に入れていた日々。
そんな毎日が続いていましたが、同時に「これじゃダメだ❣️」と、何とか藁をもすがる想いで食の勉強を始めます。
食の勉強を始めると、様々な先生が共通して言っていたのは
「本物の調味料を使いましょう」というもの
⬆︎本物の調味料とは、昔ながらの製法で作られた、必要な素材のみで作られたもの。みりんなら「本みりん」。「みりん風調味料」ではありません。
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今まで何も考えていなくて、安さばかりを追い求めて調味料を買っていた私には衝撃が走りました。
「え、調味料にこんなにお金かけるの?」
(一本500〜1000円くらいするものもありますよね)
「そんなの無理に決まってる…!」
その考えを知ってから1年以上は、頑なに自分の考えを変えませんでした。笑
なかなか今までの考えから切り替えていくのは、すぐには変えられないですよね。
でも少しずつ、「あ、お醤油無くなったから、新しいのはちょっと良いお醤油を買ってみよう」
とか、心とお金に余裕があるタイミングで、理想の未来へ向けて、1つずつシフトしていきました。
あれから10年経ち、今では本物の調味料を使うことは当たり前で、過去の自分には戻れません。
そしてその先に自家製調味料があったなら、より豊かな食卓になります。
✅調味料が美味しいから、料理も美味しくなる
✅自家製調味料を我が子のように仕込みから完成に至るまで、その先使い始めるときにも、愛おしい気持ちで関われる
✅どの素材を使うか自分で選んで作れるから、心にも身体にも健康的
✅親子で作ると、お子様の食育にもなり、好き嫌いが減る
✅その都度買う市販の調味料よりも、経済的
なにより、自家製調味料が美味しすぎて、毎日キッチンに立つのが楽しくなる
この喜びが1番だと思います😊
⬆︎2019年2月仕込みの『祈りの味噌』
自家製調味料を味わいたいから、「今日ご飯作るの楽しみ😋」というように、自家製調味料ありきのごはん作りになるのです。
自家製調味料は手間暇かけて仕込みますが、完成して味わったときの喜びは、まるで我が子の誕生を喜ぶときのようです。
⬆︎空豆を使って作る豆板醤。野菜炒めも塩・ブラックペッパー・豆板醤だけで、いつもと違う味わいに。
(⇨⇨⇨2019年5月の仕込みの様子はこちら)
⬆︎塩みりんは仕込み中。みりんはお酒なので、酒税法の関係で、一般の家庭で作る場合不可飲処理をする為、塩を加えます。
他には醤油も、塩麹・醤油麹・甘麹、醤(ひしお)も作れちゃいます。
ぜひ自家製調味料の毎日で、美味しい食卓を実現してみてくださいね。
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・発酵食教室/味噌づくり
★《湘南・藤沢》『祈りの味噌づくり2020』は、2019/11/24(日)から来年3月まで複数回開催します(全て同じ内容です)
おひとり1回あたり3kg分仕込み、その後はご自宅で発酵・熟成させ、10ヶ月後に完成です。
▷▷▷祈りの味噌づくり詳細とお申し込みはこちら
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